『律儀』『生真面目』・・・堅苦しいイメージが付いて廻る言葉ですが
考えようでは、この二つを取り除いてしまうと、『商売人』には、何も残らないように思えます。
とかく『商売人』と言う言葉には『すばしこい』『ズルイ』『損得勘定』『利害関係』等といった
言葉も浮かんできます。
しかし、こればかりではありません。
『信用』『信頼』『律儀』『約束』『生真面目』といった言葉もあるのですが、状況やお客様の
状態により態度を豹変させる『商売人』では、いけないとも考えます。
約束をしっかり守り信用と信頼を得ること、そのためにも律儀で生真面目な態度は
守り抜くべきものであると思うのです。
当然、従業員やその家族の生活もありますから、取引先と激しい攻防戦を
繰り広げなくてはならないときが、あります。
こういうことは別にしても、お客様との関係においては、良識ある方達のご指摘ならば
素直に真正面から向き合って受け止めるべきであると思います。
その事が、当社ではボトムまで浸透していない。
「これではいけない」と思いつつ目先の事に振り回され、素早い教育が行き届かない。
「鉄は熱いうちに打て」と申します。
事あるたび、迅速に対応しなければ、経営理念も社内教育もあったものではない!・・・と思うのです。
お客様に無礼がないよう・・・失礼がないよう・・・更なる進化を遂げなければ
お客様の気持ちは離れていって当然であります。
いま少し、お時間を頂き、悪習癖、身に付いてしまった悪接客を改善克服して参りたいと思います。
「それでも自交がいいなあ」と、いつも当社のタクシーを選んで乗っていただくお客様に
深く感謝申し上げます。
これからも、忌憚無き、お言葉、ご指摘をお待ち申し上げております。