3.11の大震災の日から、5度目の春が巡って来ました。
自交ではこの年の秋、川口リリアに於いて沢山のアーティストのご協力で、チャリティ-コンサ-トを行いました。
その次の年にも、川口市内の皆さま、顧客の皆様の、深いご理解と温かい、ご協力によりコンサ-トを行い・・・
毎年、社内バザーやイベントを催し東北支援活動を行って来ました。
しかし、どんなに支援しても・・・被災地の方々を癒すことは出来ないと思います。
家を失い、財産を失い、かけがえのない家族を失った悲しみが癒える筈もない・・・
そう思うのです。
岩手のある被災地には、亡くなった方への電話ボックスがあると言います。
残った家族が亡くなった方へ伝えたいことを話す・・・電話ボックス。
伝わっていると思います・・・そう信じたいと思います。
大切な大切な家族・・・
悲しみと絶望と悲哀に満ちた、この5年間・・・
自交はまだ、被災地の方々の苦しみに寄り添って来た・・・と云い難い。
故に「どうすれば!?」「何をすれば!?」常に自問自答して来ました。
出来る事を出来るまで最善を尽くす。
このひとつの気持ちで、社を挙げて取り組んで来ましたが・・・
「これで良いのか」との思いが常に脳裏をよぎります。
お亡くなりになった方々の、ご冥福をお祈りする・・・
気持ちを込めて今年も・・・
また、社内的な支援を行います。
どうか・・・悲しみを勇気と元気に変えて頂きたい。
そう願う5年目の春です。